昨年の地方競馬で優秀な成績を収めた人馬を顕彰する「NARグランプリ2025」の表彰式典が24日、都内ホテルで行われた。年度代表馬に輝いた大井のディクテオン(セン8、荒山)の関係者をはじめ、約220人が出席した。

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地方所属馬として20年ぶりの東京大賞典(G1)優勝、地方所属馬初のダート競馬における国際グレード制覇となったコリアC(G3)の勝利など、地方競馬の歴史に残る活躍が高く評価され、優秀馬選定委員会の全会一致で年度代表馬に選定されたディクテオンの荒山師は「地方馬の一番というか、最後に東京大賞典を勝ったことで、日本のダート馬の一番というふうにディクテオンのことを自負しています。この先、次はドバイも決まっていますけど、そこも恥ずかしいレースはできない、本当に素晴らしい馬になってくれたなと実感しています」と受賞の喜びを語った。

今年初戦は招待を受諾した3月28日メイダンのドバイワールドC(G1、ダート2000メートル)。日本のフォーエバーヤングを筆頭に世界の強豪と激突する。師は「ドバイワールドCは調教師をやっている間に行ければいいなという夢は描いていましたけど、それが現実になって、それも年度代表馬をいただいたディクテオンで行けるというところも、またドラマになるかなと。それならドラマを完結するのに最高の結果で帰ってきたいなという野望は持っています」と勝利に意欲を燃やした。【牛山基康】