東海大菅生(西東京)が、帝京(東東京)との競り合いを制して4強入りした。4-4の12回表、1死一塁で4番深沢祐太外野手(3年)が左越えに決勝2ラン。投げては伊藤壮汰投手(3年)が4失点で完投した。

 西東京勢で唯一勝ち残り、夏の第1シードが決定。若林弘泰監督(49)は「ホッとしている。深沢は1発が出るとは思わなかったが、いつも打ってくれている。去年の秋と違って4番がしっかりしてきた」と目を細めた。