センバツ初出場のおかやま山陽(岡山)が同じく初出場の乙訓(京都)に敗れた。

 初回に4番井元将也内野手(3年)の2点本塁打で先制するも、その後の好機で追加点を奪えなかった。堤尚彦監督(46)は「前半はうち主体ですばらしいピッチャーをとらえかけていたのですが、追加点が取れなくて」と悔やんだ。

 堤監督は青年海外協力隊員としてジンバブエで野球指導を行っていた経験から、現在も発展途上国などに、グラブやボールを送る活動を続けている。昨夏に続く甲子園出場も、初勝利とはならず「長くいないと伝わらないですよね。また1試合で負けてしまって残念だなと思います」と話した。