日刊スポーツ「編成部長」を務める前ロッテのサブロー氏(42)。名門PL学園(大阪)からドラフト1位でロッテに入団し、「つなぎの4番」として活躍。現役時代に中学硬式野球チーム「千葉幕張ボーイズ」を設立するなど多くのアマチュア選手の育成に携わり、引退後はどういう選手がプロで成長するか研究を続けてきた。「将来、プロで活躍する選手を探す」という視点で、全国の球児をチェックする。

(左から)サブロー編成部長、10年優勝パレード、94年センバツ大会から
(左から)サブロー編成部長、10年優勝パレード、94年センバツ大会から

◆大船渡・佐々木は大谷超える新怪物

◆明大・森下は岸カーブで世界の潮流狙え

◆山梨のデスパイネ野村に足りない2要素

◆近大4番佐藤は松井秀喜級Sランク逸材

◆おかわり体形の大砲、パナソニック片山

◆高知・森木、ダルと共通する抜群の柔軟

◆東北福祉大・津森、右横手140キロ中盤魅力

◆JFE西日本・河野抜き球習得で10勝

◆桐蔭学園・森「ぴの」ばり、打に改善点

◆東芝・宮川、ストレートの質アップを

◆星稜・奥川、マー君の上を行く直球の質

◆霞ケ浦・鈴木は「素材型」奥川超え可能

◆智弁和歌山・東妻に目に見えない貢献度

◆仙台育英1年伊藤バランスが美しい

◆佐々木は育成法難しい、奥川と対照的