日本ハム栗山英樹監督(53)が、やや怒りの色を見せながら大乱戦での薄氷の1勝を総括した。

 両軍計34安打と荒れた展開で、4回までに8点リードしながら6回に一時、同点とされるなど尻に火がついた。7回に一挙4点を勝ち越して逃げ切り、事なきを得たが、ストレスはたまったよう。「申し訳ない」と切り出し「こういう試合をしている、こちらが悪い」と自分を責めた。

 先発斎藤の突然の乱調もあり、勝利投手の権利までアウト2つで降板指令。その時点でも5点のリードはあったが「点差じゃない。この投手には何点まで(失点を許容して)あげると決めている」と、継投策に踏み切った根拠を説明した。活発な打線に助けられた形で、開幕から2カード連続で勝ち越しに成功。それでも「そんな気分じゃない」と失望に似た憤りは、隠さなかった。