阪神岩田稔投手(31)は痛恨の四球を猛省した。1回2死二塁、2回2死三塁をしのぎ、1点リードで迎えた4回。先頭の3番平田にストレートの四球を与えた。ここから2安打と併殺打の間に2失点。「あの四球は気持ちが空回りして、力んでしまった」と表情をゆがませた。

 5回以降は粘りを取り戻し、7回91球で6安打2失点。抜け球が目立つ中でもゲームを作り、8回表の同点劇を呼び込んだ。とはいえ試合は2番手松田が9回裏にサヨナラ打を浴び、接戦をモノにできず。「先制点をもらっていましたし、そのリードを守りきれず悔しいです」と振り返った。

 10日広島戦の降雨中止によるローテ再編を受け、登板予定だった11日広島戦を回避して中9日で中日戦に回った。中日には昨季2戦で防御率0・64、今季も3月28日の京セラドーム大阪で8回無失点と抜群の相性を誇っていたが今季3度目の先発でも初勝利はお預け。「それは巡り合わせなので。先発の仕事をしっかりやって、イニングを投げることがチームのプラスになる」。次回も冷静にイニングを重ねる覚悟だ。【佐井陽介】