ヤクルトが中日吉見を攻略出来ず、今カード2敗目を喫し、2カード連続での勝ち越しを逃した。首位は守ったが、試合がなかった巨人と勝率で並んだ。真中満監督(44)は「打てなかったね。丁寧にコースに投げている感じだった。序盤に何とかしたかった」と、看板打線が13三振を喫した。
そんな中、復調気配を見せたのが山田哲人内野手(22)だった。昨季通算193本で日本人右打者の最多安打記録を樹立した若武者もここまで打率2割台と低迷していた。だが、吉見から初回に三塁線を破る二塁打、3回にも逆方向へ単打を放った。19日のDeNA戦(神宮)以来、今季7度目のマルチ安打をマーク。「まだまだ。打たされていますし」と謙遜したが、確実に調子は取り戻しつつある。
さらに、あの男も帰ってくる。13年に60本塁打の日本記録を更新したウラディミール・バレンティン外野手(30)だ。今日24日の巨人との首位攻防戦から4番で復帰予定。杉村チーフ打撃コーチも「責任感、重圧が分散されれば、山田や雄平のプレッシャーも少しは楽になる」と厚みを増す打線に期待を込めた。真中監督も「新たな気持ちで戦う」と切り替えを強調した。万全布陣で首位の座を守る。【栗田尚樹】



