日本ハムのドラフト1位有原航平投手(22)が、母校魂を注入して1軍デビューする。明日15日オリックス戦(札幌ドーム)でプロ初登板する予定。登場曲を同じ広陵出身の男性シンガー・ソングライターTEE(ティー=32)の楽曲に決定した。曲名は「まだ考え中です」と数曲をリストアップしている段階で、そこから絞り込んでいく。大先輩のメロディーに力をもらい、ドラフトで4球団が競合した逸材がベールを脱ぐ。
パワフルな歌声に、後押ししてもらう。TEEはカナダへ音楽留学の経験がある本格派シンガー。代表曲は「ベイビー・アイラブユー」で、現在は故郷広島と東京を拠点に活動している。有原は母校の先輩ということで、以前から存在を知っていた。広陵の恩師・中井監督の勧めもあり、ほぼ迷いなくTEEの楽曲を「勝負ソング」に決めた。
この日はキャッチボールや体幹トレーニングなどで調整。試合前のベース・ランニングでグラウンドに登場すると、ファンの大きな期待から大歓声が起こった。「1軍で投げるために調整してきた。早く投げたい」。華々しい節目の一戦を、母校愛で彩る。【田中彩友美】
◆TEE(ティー)1982年(昭57)11月26日、広島県出身。16歳でボクシングを始め、高校から大学までフェザー級で通算6度国体出場。大学時代はアテネ五輪候補選手として期待されていたが、けがで断念。大学卒業後にカナダへ留学し音楽と出会う。10年7月「3度のメシより君が好き」でメジャーデビュー。セカンドシングル「ベイビー・アイラブユー」は「着うた」ダウンロードで70万を超えるヒットとなった。血液型A。



