ソフトバンク大隣憲司投手(30)が4安打完封で、約1カ月ぶりとなる5勝目を挙げた。前日8日に工藤監督から教わった助言が特効薬になった。ダンベルでの手首トレーニングを登板前に実践。「今日はベース板の上で勝負できた」。ボール1個分ズレていたストライクからボールになるチェンジアップが修正できた。腕をしっかり振り、勝てない間悩まされてきた体の開き、フォームのズレもなかった。

 「直球で押して、攻めることができた」。初回の上本の左飛、2回の福留の中飛は力で押し込んだ。完封は今季初登板だった3月31日オリックス戦以来、今季2度目。結果、内容とも納得の出来で左腕エースが自信を取り戻した。