よみがえれ! 悩める中日福田永将内野手(26)に16日、師匠のメスが入った。ナゴヤドームでの全体練習を土井正博特別コーチ(71)が約1カ月ぶりに訪問。福田は春先の好調時のフォームを思い出すべく徹底指導を受けた。
交流戦23打数2安打…。約1カ月アーチなし。フォームが乱れていた。土井コーチは指導時間のほとんどを背番号55の横で過ごした。「下半身でタイミングを取りなさい」。昨秋のキャンプから言ってきたことを繰り返した。「迷っています」とコーチに吐露した福田はロングティーに黙々と汗を流した。
4月までは打率3割1分3厘、4本塁打、17打点。本塁打、打点では長らくチーム2冠を維持し、森野の穴を埋めるどころか、ルナ不在の6試合では4番を務めた。首位も走った4月の「打」のチームMVPだった。しかし5月以降、成績がガタ落ち。研究してきた投手に対応できず、似たような形で凡退を続け、悩みのスパイラルにはまり込んだ。
「タイミングの取り方の話です。ずれている? 見ての通り崩れています。あらためて、もう1度このフォームで打ち始めたときのことを言っていただいた」。福田は少し晴れやかな表情で説明した。
ルナ、森野が元気な今、1軍残留への勝負どころ。土井コーチの指導は今日17日まで。頭と体をリフレッシュするには絶好のタイミングだ。昨年から取り組む新打法を信じて、強打を取り戻しにいく。【柏原誠】



