オリックスT-岡田外野手(27)の「フルスイング・スクイズ」が、今季3度目の5連勝を運んできた。3回、中島の適時打で追いつき、なおも1死一、三塁。フルスイングした打球は、ボテボテのゴロとなってロッテ石川の前へ。石川の本塁送球と捕手田村のタッチをくぐり抜け、三塁走者の安達が勝ち越しのホームを陥れた。T-岡田は野選となった一打に「いいバントになって良かったです」と苦笑いだ。

 球宴明けには、最下位低迷の1人旅が終わるかもしれない。5位楽天が敗れ、3ゲーム差。後半戦の反攻を予感させる勢いだ。3回の集中打も勢いを感じさせる。T-岡田の後、1死一、二塁と続いた得点機でブランコが右前適時打。さらに宮崎が1死一、二塁から中前へ。二塁からT-岡田が突進し、田村をはじき飛ばして4点目を奪取した。

 5-1の8回無死満塁の大ピンチは、3番手の佐藤達が3人斬り。痛快な試合に、観戦した宮内オーナーも笑いが止まらない。「好ゲーム? 珍しくね。5連勝? やっとね。今が開幕だったらいいんだけど。5位見えた? これから61試合あるんだから、望みは大きく持つ!」と締めくくった。現職就任後、14勝13敗1分の福良淳一監督代行(55)も「いい集中力を持ってやってくれている」。今日15日も勝てば今季初の6連勝で、反攻の予感は確かなものになる。【堀まどか】