オレ流の大シャッフルが、今年は意外な形で行われることが15日、明らかになった。来年1月に新人12選手を迎え入れる中日の独身寮「昇竜館」(名古屋市中川区)で、全選手の部屋を変える。落合博満GM(62)が主導し、若竜のモチベーションアップや気分転換を図る狙いがある。

 今オフ、昇竜館からは大量13選手が退寮し、12人が残ることになった。その全員がフロアチェンジ、または同じ階の別部屋にスライドすることが決まった。

 偶然ながら、ドラフト1位、東海大相模・小笠原慎之介投手(18)は元左腕エースで現オリオールズのチェン・ウェインが使っていた部屋となった。同じ大型左腕の小笠原には背中を押される配置となった。監督時代から背番号シャッフルを多用する落合GMの全員引っ越し作戦が、寮生のジャンプアップにつながるか。

 ◆オレ流シャッフル 背番号が有名で、監督時代から多用。GM就任後も一昨年は森野、平田、高橋周、田島らの背番号を若返らせた。昨年は1年で高橋周の番号を9から3に変えた。支配下枠を示す「70」(現在は谷)は危機感をあおるための番号として知られる。人事面では今季の1軍コーチ6人が2軍に配置、または退団と大幅な入れ替えを断行した。

 ◆昇竜館 03年11月竣工。2~4階の3フロアに9部屋ずつあり、清掃業者の部屋などをのぞいて25~26人が入居できる。1階は食堂、風呂など。基本は独身者のみで、高卒新人は4年で退寮する決まり。