ハッスルボーイの日本ハム杉谷拳士内野手(24)が異国の朝日に豪快な誓いをぶち上げた。米ハワイでの自主トレを終えて23日、千葉・鎌ケ谷で再スタート。打撃練習などで汗を流した。約2週間の初の海外自主トレでは、一緒に練習していた斎藤の誘いで名所ダイヤモンドヘッドを登山した。目の前に広がる朝日に、テンションは最高潮。絶景に向かって絶叫した。「2016年、食うぞ!」。
切なる思いを、爆発させた。今季は二塁か中堅でのレギュラーどりを公言。「まずは3番(田中賢)の右肩から食うぞ」と、不敵な笑みだ。やや血走った目を見開きながら、右肩に不安を抱えている二塁のベテランをロックオンした。強気な言葉連発の一方で「降伏」している存在も告白。目覚まし係など、日頃から世話をする主砲中田に対しては「6番にはもう、食われています」と嘆いた。それでも気合十分に、自ら「ランボーか杉谷」と映画の主人公の名を挙げ、闘志をあらわにした。
熱意は強い。ハワイ滞在中の宿舎は1階に24時間トレーニング可能の施設が完備していた。夕食後の練習も日課に定め「1日ずっと野球のことを考えられた。体づくりに最適な場所だった」と手応えを実感。英語には少々苦戦も「持ち前のコミュニケーション能力は発揮出来た」と、米アリゾナキャンプに向けても自信を付けた。昨季は84試合に出場し2割9分5厘の高打率。背番号も61から2番に出世し、さらなる飛躍が期待される1年。“腹を空かせた”杉谷が、シーズンインを今かと待ちわびている。【田中彩友美】



