プロ野球の複数の球団で試合の勝敗などに絡む選手間の現金授受が明らかになった問題で、DeNAは20日、投手陣の個人成績を対象とした現金のやりとりや、高校野球の優勝校を当てる「くじ引き」が行われていたとする調査結果を発表した。
野球賭博への関与や、7球団で判明している試合前の円陣での「声出し」による自チームの勝敗に絡む現金授受は確認されなかった。
DeNAによると、いずれも野球協約違反には当たらないことを日本野球機構(NPB)に確認しているという。
投手陣のやりとりは勝ち越しの数、犠打、打点、塁打の4項目に各選手が1万円ずつを拠出し、項目ごとに年間で最も成績が良かった選手が総取りする仕組みだった。約10年前から行われ、参加者は10人弱だったという。
高校野球での現金授受は、参加者が1万円を出してくじで出場校を割り振り、優勝校が当たった選手が全額を得ていた。参加者は約10人で、過去数年間行われていた。練習や試合でのミスに選手間で1000円程度の罰金を科し、オフの懇親会などに充てていたことも明らかになった。




