また打った! 阪神の1番高山がプロ初のマルチ安打をマークした。2回1死一塁、ファウルで粘りながら中日ネイラーの11球目カーブを捉えて右翼線へ。快足を飛ばし、滑り込まずにプロ初の三塁打を記録した。「タイミングを崩されましたけど、なんとか対応できました」。8回には中日のストッパー福谷の直球を左前に運んだ。開幕から3試合連続で快音を響かせる黄金ルーキーの勢いは衰えるどころか、加速している。

 新人離れした対応力が高山の武器だ。1打席目はネイラーのカーブに空振り三振を喫した。「追い込まれてああいうボールがあるんだなと」。頭の片隅にあったカーブの軌道を2回の2打席目に生かした。明日29日からはヤクルト3連戦。東京6大学の最多安打記録を塗り替えた神宮球場に乗り込む。「大学の時やオープン戦とも雰囲気が違うと思う。1日1日、向上心を持ってやりたい」。新人とは思えない落ち着きぶりが頼もしい。

 ▼高山が開幕戦から3試合連続安打。阪神のドラフト入団新人としては、01年沖原佳典(NTT東日本)3試合と並び最長となった。沖原は同年3月30~4月1日巨人3連戦にいずれも「8番・遊撃」で先発し、開幕戦から順に1、1、3安打。4月3日広島戦では7番に昇格したが、無安打に終わった。