“静”の巨人高橋由伸監督(41)が、“動”の阪神金本知憲監督(48)と「伝統の一戦」の新時代を切り開く。今日5日から首位巨人は本拠地東京ドームで2位阪神との首位攻防3連戦を迎える。
金本監督は、打倒巨人&首位取りの号令をかけた。1・5差で追う宿敵について、強い口調で言った。
金本監督 開幕でスタートダッシュしている。とにかく上のチームに勝たないと。まだ順位は関係ないけど、勢いに負けないようにしないといけない。
開幕から3カード負け越しなしの5勝3敗1分けの2位。上々の滑り出しを決めたが、巨人はその上を行く。まだ9試合とはいえ、上位を倒さないと11年ぶり優勝は果たせない。お互い4月3日生まれで誕生日を白星で飾った新監督対決。十分すぎるモチベーションを込め、打倒巨人を力強く宣言した。
だが昨年、阪神にとって東京ドームは鬼門だった。2勝11敗と大きく負け越し、セ・リーグの本拠地別での打率2割5厘、防御率5・74はともにワースト。CSも1勝2敗でファーストステージで敗退し、和田阪神が終幕した因縁の地。だが、そんな負のデータにも監督は発奮した。
金本監督 そういう苦手をつくらないためにも選手は意識してやっていかないと。去年東京ドームで負けているんだというのをね。硬くなる必要はないけど、今年はここで勝ち越すぞというものを出してほしい。
1番高山、2番横田が象徴する超攻撃野球で突破口を切り開く。ポレダ、菅野らの難敵が相手でも、アグレッシブ采配は不変だ。奪首には2勝1分け以上が必要だが、金本阪神に弱気の虫はいない。首位に立って8日金曜日に甲子園に帰る意気込みだ。【松井清員】




