白星が遠い。楽天は2試合連続逆転負けで6連敗を喫した。先発予定の辛島が左肩痛で登板を回避。急きょマウンドに上った塩見が6回1/3を小谷野のソロによる1失点と奮闘したが、リリーフが粘れなかった。延長11回に戸村が小谷野に2本目のソロを許して万事休す。梨田監督は「おととい、今日ともったいなかった。ただ連敗は重いものを背負わないようにやっていかないといけない」と、マイナス思考を戒める。
非常事態に陥った。開幕直後は首位にも立ったが、13日から3日連続で藤田、岡島、今江という主力野手が相次いで登録抹消になった。加えてローテーション投手の辛島までがリタイア。投打の主軸が一気に離脱した。しかし、梨田監督は泰然としている。与田投手コーチは「監督がドッシリしているので助かる。いい意味で楽です。監督や我々がバタバタしてはいけない。今は耐えるしかない」と、選手への精神的負担を減らす梨田監督の思いを受け止めている。
野手は新人吉持、投手は23歳の浜矢を昇格させた。「吉持は走れるし元気。ベンチを明るくしてくれる。とにかく元気じゃないと何もできない」と、梨田監督は努めて前向きだ。若い力が必要になるときも来る。シーズンはまだ始まったばかりだ。【矢後洋一】



