楽天は若い力で上昇気流に乗る。2年目の安楽智大投手(19)が今季初昇格し、23日の西武戦(西武プリンスドーム)で先発することが決まった。21日はコボスタ宮城の練習に合流し調整を行った。2軍戦は4試合で1勝0敗、22イニングで21奪三振、防御率2・45と結果を残した。

 安楽は緊張感も見せず、自分への期待感を示した。「ワクワクの方が大きいですね」と言い切った。昨年は10月5日のソフトバンク戦に初登板初先発し初勝利を挙げたが、そのときと今では違う。「去年は相手バッターの打ち損じ待ちが大きかった。まぐれで勝てた。今は腕の振りとかまだまだですけど、フォームのバランスはよくなってきたし、強いボールが自信を持って投げられています」と、成長を実感している。

 昨オフから今春キャンプを通じ、プレートの位置など細かいことを含め、基本を反復してきた。ウエートトレーニングも取り入れて体も強くなった。「今までやってきたことをやるだけです。120%の力を出せたらいいですね」と力強い。

 梨田監督も自信を持って送り出す。「楽しみの方が大きい。若いしね。真っすぐがよくなっていると聞いている」。チーム再浮上を若武者に託す。【矢後洋一】