ソフトバンク岩崎翔投手(26)が、前半戦を締めくくる今日12日からのロッテ2連戦でブルペンに待機する。前回7日のオリックス戦では5年ぶりの完封勝利を飾った。球宴期間に先発での登板機会はなし。今季は150キロを超す球威を生かすために、首脳陣はリリーフ起用を選択肢に入れた。11日にヤフオクドームで調整した岩崎は「ロングでも何でもいきます。どんな場面でも必要とされれば、全力で投げたい」と気合十分だった。

 ロッテに連勝すれば、貯金30で前半戦を終える。「負けて終わるよりも、勝って終わるほうが気持ちがいい」と工藤監督は有終の美を描いた。

 球宴明けから8月下旬まで週末は日本ハム戦とロッテ戦が5カード組まれている。相手も好投手をぶつけやすい。日本ハム戦では前回3連敗を喫した高梨、有原、大谷と再戦する可能性もある。指揮官は「2球団以外でも、うちにいい投手が来ると感じている。強いチームの宿命だ。上にいるというのは、大変なことだ。でも大変じゃないことは1つもない」と逃げずに受け止める覚悟。プロの世界の厳しさは痛いほど知っている。相手に惑わされず、1勝を積み重ねていく。【田口真一郎】