日本ハム大谷翔平投手(22)が明日6日ロッテ戦(旭川)で先発復帰することを、栗山英樹監督(55)が正式に明言した。この日のオリックス戦では先発でただ1人、無安打に終わったが、試合前にブルペン投球を行い登板への態勢を整えた。投手としては、中継ぎでマウンドに上がった7月24日オリックス戦、先発では同10日ロッテ戦以来の復帰となる。

 逆転Vへの最後のカードを切る。栗山監督は試合後、大谷を明日6日ロッテ戦(旭川)に先発させることを明かした。「火曜日(6日)に向かいます。頭(先発)で。今日(4日)の体の動きを見ていた」。バットでは5打数無安打に終わったが、投手での実戦復帰にはゴーサインを出した。大谷は「久々なので、しっかり自分の投球ができたらいいかなと思う」と、いよいよ巡ってくる復帰登板に気を引き締めた。

 約1カ月半ぶりのマウンドになる。7月10日のロッテ戦で右手中指のマメがつぶれて降板。その影響で投球フォームのバランスを崩したことにより、投手での起用は見送られてきた。同24日オリックス戦で1イニングの調整登板はしたが、結果は思わしくなく、以降は打者に専念してきた。

 この日の試合前にブルペンで38球を投げた。「(状態は)普通。今まで通りです」。三塁側スタンドの前にブルペンが位置しているため、多くのファンが集まり、騒々しい雰囲気になったが、集中してスライダー、フォークなど変化球も試した。栗山監督は「調整(登板)はナシと本人には言ってある」と話したが、球数には制限をかけたうえでマウンドに送ることになりそうだ。

 問題なくローテーションに復帰できれば、来週から3度の先発登板が可能。21、22日には、首位ソフトバンクとの直接対決も控えている。「まずはそこ(6日ロッテ戦)から調整していければいいです」。1カ月以上打線を引っ張ってきた大谷が、ここからは投球でチームを勝利に導く。【本間翼】