日本ハム中田翔が、WBC仕様のボディーを作り上げる。5日に米ハワイへ出発し、現地時間14日からトレーニングジム「トータル・ワークアウト」の主宰・ケビン山崎氏の元で、自主トレをスタートした。

 午前9時からトレーニングを開始し昼食を挟み、午後4時まで打撃練習やウエートトレーニング。今回は約2キロのランニングや、坂道ダッシュなど走り込みを重点的に取り組む。「強靱(きょうじん)な下半身を作り上げている。疲労感はありますが、体の状態はかなり良い」と気合あふれている。プロ10年目の節目でWBC、チームの連覇が懸かる1年。「WBC、そしてチームで結果を出し続けるための体作りが目的」と、勝利への情熱に満ちていた。