来季二遊間への挑戦プランがある阪神大山が26日、特守で二塁を守った。甲子園で行われている秋季練習で初の特守に参加。ゴロ捕球からスローイングまでの一連の動作を丁寧にこなすなど、約1時間汗を流した。「今はとにかく数を多く受けて形を身につけるだけしかない。やるしかないんで」と話した。

 テーマは確実性。高代作戦兼総合コーチからはゴロ捕球の体勢について、身ぶり手ぶりの指導を受けた。同コーチは特守に関して「確実性を上げるため。1日そこらじゃできないからね」と説明。「(ゴロを捕っていたところが)たまたま二塁だっただけ」としたが、出場機会増のためにも守れるところを増やすのが1つの手。今季は一塁がメインだったが、二塁はシーズン最終戦で先発起用されたポジションでもあり、守備力アップへ精力的だ。