西武からドラフト6位指名を受けた綱島龍生内野手(17=糸魚川白嶺)が15日、糸魚川市内のすし料理店で入団交渉に臨み、契約合意した。契約金と年俸は非公表。

 交渉の場に臨んだ鈴木敬洋・育成アマチュア担当(34)の期待度は高かった。「松井稼頭央さんのようなタイプの選手になることを期待している」。偉大な大先輩にたとえられた綱島は、「マネができたら」と期待を受け止めた。

 俊足、強肩の遊撃手は故郷への思いも強い。糸魚川市は昨年12月の大規模火災から復興への道を歩んでいる。「少しでもいいニュースを糸魚川に届けたい。そのために体づくりする」と意気込んだ。