西武が、1991年(平3)以来27年ぶりの開幕8連勝を決めた。

 開幕から8連勝以上は、99年中日が11連勝して以来、19年ぶり。今回でプロ野球6度目だが、そのうち西武が西鉄時代の54年11連勝、91年8連勝、18年8連勝と3度記録している。辻監督が現役だった91年の8連勝と比較すると、秋山、清原らがいた91年は全試合で本塁打を放ち、8試合終了時に打率3割2分5厘の19本塁打で合計69点をマーク。今回は打率2割8分6厘の7本塁打で49点と、攻撃力では劣るものの、防御率は91年の3・28に対し今回は2・25。特に先発の防御率は1・68で、先発を中心とした投手陣の頑張りが目立つ。