左肩の違和感のため開幕からファーム調整が続いているソフトバンク和田毅投手(37)が4日のウエスタン・リーグ対広島(タマホームスタジアム筑後)で、実戦登板することになった。

 1日、ファーム施設(福岡・筑後市)でリハビリ組の練習に参加した和田は「60球くらいをめどにして投げます。ようやく投げられるようになったのでしっかりやっていきたい」と話した。この日はブルペンで47球の調整投球。見守った斉藤リハビリ担当コーチは「投げるたびに良くなっている感じ。(試合にも)すんなり入れると思う」と復帰戦へ太鼓判を押した。4月28日に3軍練習で打撃投手を務め、実戦登板に備えた。今後は2軍戦で3試合ほど登板し、1軍昇格に備える。早ければ交流戦には1軍合流できそうだ。

 前日(4月30日)には昨年まで同僚だった同学年の中日松坂が勝利を手にした。「(松坂が)勝ってよかった。連絡はしましたよ」と笑顔を見せたサウスポー。先発陣が苦しむホークスで、今度は自らが「救世主」となる。