西武秋山翔吾外野手が、ロッテ戦にひとり親家庭の大人8人、子ども11人の計19人を招待した。試合前の練習後に写真撮影などで触れ合い、笑顔で交流した。

 自身も小学生の時に父親を亡くしており、3年前にこの取り組みを始めた。今年はこどもの日に続いて、2度目の開催となった。「直接話したりする時間があると、来てもらっていると実感する。あらためて、続けていきたいなと思う」と思いを明かした。

 また「お母さん、またはお母さんの役割をしてくれているお父さんに、感謝の気持ちを伝えてほしい」という思いで、秋山から子どもたちへ、赤いカーネーションを手渡した。「母のありがたみを1年で思う日はなかなか少ない。自分も育ててもらった母への気持ちが出る日。子どもたちにも、いい時間になってくれたら」と話した。

 試合では4打数3安打1打点と、活躍する姿を直接伝えた。この日は自身の母も球場に足を運んでおり、お立ち台では「体に気をつけて、これからも元気で応援してください」と呼びかけた。