今オフ、巨人が話題を独占している。西武から炭谷、広島から丸がFAで加入し、人的補償で内海、長野が移籍した。5年前、広島からFA移籍し、巨人で6年目を迎える大竹寛投手(35)の「今」を久保賢吾記者が電話で直撃した。

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-もしもし。今、どこで練習してますか

大竹 静岡の伊東で自主トレしています。

-伊東と言えば、79年秋の地獄のキャンプ地

大竹 僕なんかがやっていいのかなと。練習はしっかりやれています。

-練習のテーマは

大竹 地面を踏んだ時に跳ね返ってくる力、床反力が弱いのでそれの強化を。

-契約更改では戦力外も覚悟したと

大竹 年も年なので。どんな状況でも変わらず、やり切って、全うする。そうじゃないと野球に失礼。

-内海が西武、長野が広島に移籍した

大竹 2人と話しましたが、何と言っていいのかわからなくて。チョーさんはルールなんでしっかり頑張ります、と言っていた。

-関係は変わらない

大竹 2人もそれぞれの場所で勝負するし、自分もそう。丸とは広島でやってたし、聞かれれば何でも言いますが、彼には彼の世界があるので。

-大竹さんの目標を

大竹 先発でも、救援でも必要とされたところで。真ん中でなくても、優勝の瞬間に輪に入っていたい。