阪神ランディ・メッセンジャー投手(37)が5回6安打3失点で降板した。初回2死一、二塁から5番高橋に中堅への2点二塁打、6番阿部に右前適時打と連続で許し3失点。その後は走者を背負いながらも粘投を続けていたが、5回2死から代打を送られた。今季3勝目、日本通算98勝は次戦に持ち越しとなった。

メッセンジャーは4月19日の巨人戦で打球を受け、右前腕の打撲で一時離脱。復帰した前回4日のDeNA戦では、3安打完封と完璧な投球を見せていた。

10日には「今はいい野球をできている。打線はいい一打を出しているし、ここぞでいい守りをしている。投手が仕事をできればこの状態を続けられると思う」と話していたが、意気込み通りの投球は出来なかった。