東海大が、首位争いをしていた筑波大に連勝で勝ち点を挙げ、3季連続72度目の優勝を決めた。

先発した山崎伊織投手(3年)は「チームにリズムを与える投球を心がけた」と8回5安打9奪三振で無失点の投球。打線も山崎の熱投にこたえ、10安打で5点を挙げた。投打にかみ合った。

チームが目指したのは「絶対一丸」。日体大に勝ち点を落とし、安藤強監督(55)は「『個』が強かったが、それがチームになってぐっと1つになれた」と話した。

昨年は全日本大学野球選手権出場も初戦敗退。安藤監督は「もう1度、しっかり調整をして、まずは初戦突破を目指していきたい」と話した。リーグ優勝でチーム力を証明した東海大。次は、大学野球選手権でその力を披露する。