カリビアントリオが前日の9回5点差逆転サヨナラ負けの悪夢を払拭(ふっしょく)した。

「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ3回戦。先発ロメロが来日最多の11奪三振を含む7回4安打4失点。前日にサヨナラ打を献上のロドリゲスが8回を無失点。そして9回はR・マルティネスが無死二、三塁のピンチを背負いながら、後続を打ち取り1点差で逃げ切った。

ロメロは「最近、迷惑をかけてきた。チームに白星をつけられるよう心がけた」と約1カ月ぶりの4勝目を喜び、2セーブ目のR・マルティネスも「チームの勝利に貢献できた」と表情を緩めた。

与田監督も安堵(あんど)の表情だ。「嫌な負け方をして、間が空くと嫌なイメージが残る。次の試合でいい勝ち方をしたかった」。チームは助っ人リレーで2カード連続の勝ち越しを手にした。18日から交流戦最後の本拠地6連戦で巻き返しを期す。【伊東大介】