ゴッドハンドで大船渡・佐々木朗希投手(3年)を引き当てる。

ロッテ井口資仁監督が昨年、阪神、楽天と3球団競合の末、藤原を引き当てた右腕で2年連続の大役を全うする。既に1位指名を公言しており「(くじ引きは)右でしょうね。彼らの人生を決めるくじなんで、自分の中でしっかりと整理してというか覚悟して臨みたい」と覚悟を決めた。

最速163キロを誇る右腕だけに、競合は避けられない。しかし既に幸運の予感はある。昨年のドラフト当日はいつも信じる占いで「最良」と出ていた。今年も「明日はいいですよ。楽しみですね。めちゃくちゃいい訳ではなかったが、悪くない」と自信もある。ドラフト会議前には、地元の西東京市にある田無神社でさらにパワーを吸収する予定。身を清めてその時を待つ。

現在、6人と他球団と比べて少ない捕手も補強ポイントの1つ。25歳の正捕手田村が最年少で、後継者は必要不可欠となる。抑えを任せられる即戦力投手の獲得も望まれる。「育成含めてバランスよく取れればと思う」。井口政権3年目での悲願の優勝に向けて、最初の補強に臨む。