西武十亀剣投手(31)が30日、所沢市内の球団事務所で今季取得した国内FA権を行使しての宣言残留を表明した。

来季から複数年契約を結ぶ。「FA権を行使して残留する運びとなりました。渡辺GMと何度かお話しさせていただいて、宣言するかどうかすごく悩んでいたんですけど、その小さな悩みが少しずつ解決の方に向かっていった。僕がドラフトで入ったのも、渡辺GMが監督の時でしたし、取ってもらった恩義であったり、またいい契約をいただけたので、そういう仁義を通すのがいいんではないかと、決断にいたりました」と説明した。

プロ8年目の今シーズンは、7月に通算50勝を達成。球団側もシーズン通しての力を評価してきた。18日の初交渉では複数年契約を提示されていた。