巨人高橋優貴投手(22)が19日、日本プロ野球選手会と日本サッカー協会による「こころのプロジェクト 夢の教室」で東京・多摩市立落合中を訪問し、夢を持ち続ける大切さを説いた。
中学時代に所属した友部リトルシニアでは3年間控え投手だったことを明かし、「エースではない経験ができてよかった。ライバルが身近にいたから努力できた」と当時を思い出した。
2年生36人の前での授業では、自身の挫折経験を語った。東海大菅生では1年夏から公式戦に登板していたものの、メンバー落ちになりかけた。3年夏の甲子園予選の西東京大会決勝ではサヨナラ負け。八戸学院大は全国大会に1度も出場できずに卒業した。それでも突き進み続け、昨年11月に巨人からドラフト1位指名され、プロ野球選手になるという夢を実現させた。「多くの人に支えられてきた。うまくいかない先に未来がある。感謝と、夢を諦めない気持ちを持って」と聞き入る生徒たちへ投げかけた。
教員免許を保持し、教育実習以来の授業。自身も振り返る場になった。5勝を挙げたルーキーイヤーに「良いなと思ったことが1つもなかった。大変な1年ではあったが、その分充実した1年だった。これからもっと大変なことはあると思うので、より一層自分に負荷をかけてやりたい」。日本一の夢へ向けて、決意を新たにした。



