リハビリ組で調整を続けているソフトバンク柳田悠岐外野手(31)が昨秋の日本シリーズ以来となる「打撃練習」を再開した。

この日、福岡・筑後市のファーム施設でリハビリ組に練習参加。アップ、外野ノックなどをこなすと、室内練習場で久々にバットを握った。「普通ですよ。いい感じで振れていたんじゃないですか」。スタッフが上げるボールを約20分、感覚を確かめるように打ち込んだ。

昨秋、右ひじのクリーニング手術を行った。今季は開幕から全開を誓うだけに慎重にリハビリに取り組んできた。この日もトレーナーからの「解禁指示」でバットを振り込んだ。「計画的にやっている。(もっと)打ちたい気持ちはあるけど、どうせ春のキャンプでクソほど打つのでね」。はやる気持ちをセーブしつつ、段階をクリアしていく考えのようだ。今自主トレ中にはマシン打撃も行う予定。少しずつスロットルを上げていく。