西武松坂が春季キャンプ後に高知で残留調整するプランが浮上した。チームは19日に宮崎・南郷キャンプを打ち上げ、高知・春野へ移動。同地で練習と試合を予定している。

本隊はその後、24日から再び九州を転戦する予定だが、球団首脳陣は「投手何人かは高知に残る。中継ぎが何人か、先発も投げない選手は高知で調整することになると思う」と明らかにした。

例年は九州遠征に同行しない選手は埼玉・所沢へ戻り練習するが、今年は本拠地球場の改修工事の影響で室内練習場しか使えない。B班(2軍)は3月8日まで高知でキャンプを続けるため残留措置となった。松坂はここまで6度ブルペン入りし、計378球投げ込んだ。連投もこなし、16日からの第4クールで打撃投手登板を見据える。その後は、高知で調整を続けながら実戦登板をこなし、ピンポイントでチーム本隊に合流することになりそうだ。