ソフトバンク160キロ左腕古谷、23日猛牛退治だ

  • ブルペンで投げ込むソフトバンク古谷(撮影・今浪浩三)
  • ソフトバンク春季キャンプ ブルペンで投げ込む古谷優人(撮影・今浪浩三)

ソフトバンク期待の成長株、古谷優人投手(20)が23日に行われるオリックスとのオープン戦(宮崎市清武)に登板することになった。

昨年の3軍戦で、非公式ながら日本人左腕最速の160キロマークした男は、今キャンプはプロ4年目で初めてA組に抜てきされた。13日の紅白戦初戦では先発登板し2回を打者6人に封じるパーフェクト投球。若きサウスポーの評価も急上昇だ。

「どれだけ、相手に対して攻められるか。アピールしたいと思います」。古谷にとって1軍のオープン戦初戦登板はもちろん初。自らにかかる期待もしっかり感じ取っているだけに「攻め」の投球で猛牛打線を封じ込めるつもりだ。

この日予定されていた紅白戦で1イニング登板予定だったが雨天中止。古谷はブルペンで78球を投げ込んだ。「今はちょっと疲労がたまっている感じでした。でもその中でしっかり投げることができた」。自慢の直球にスライダー、フォークの変化球も投げ込み調整。視察に訪れていた中日の松永幸男編成部長も古谷の投球に目を細めた。「球が速いし、ホークスにはいい選手が多い」。この日は新外国人のムーアも初ブルペンとなったが、セ界のチーム編成者の目には20歳の若きサウスポーの躍動感の方が目に焼き付いたようだった。

ホークスの先発陣は千賀、高橋礼が故障で出遅れるなど開幕に向け、まだまだ不透明さが残る。巨大戦力にあっても若手の台頭は大歓迎だ。【佐竹英治】