広島のドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)が17日、大瀬良からスライダーを伝授された。

12日に続き、この日も休日返上し、沖縄市のコザしんきんスタジアムで体を動かした。キャッチボールの最中に大瀬良からスライダーの投げ方を教わり、数球試投した。

具体的な握り方などは「内緒です」と笑顔でかわした。カットボールを持ち球としているが「より良い方を使っていけたら」と習得を目指す。

伝授した大瀬良は「いいスライダーを投げてました。器用なので、うらやましい。全ての動きにセンスを感じる。細いけどバネもある」と絶賛。自身の1年目と比較し「全然上でしょう」と語った。森下は大瀬良とともに18日のシート打撃に登板する予定で「アピールしないといけないので、結果出せるように準備してやりたい。今の力を出せたらいいと思います」と意気込んだ。