楽天則本昂大投手(29)が9日、本拠地楽天生命パークで自主練習を行った。

チームは8日に40日ぶりに球団施設を開放。則本昂自身は41日ぶりに球場へ足を踏み入れ「今日久しぶりにユニホームを着て練習をして、普段使っている球場で練習ができて楽しかったです。ただ、あまり飛ばしすぎないように気をつけながらできたと思います」と喜びを口にした。

約80メートルの遠投も行い、状態を確認。「そんなに悪くなかった。ただ、体のメンテナンスのところで言えばまだそこまでできているわけではない。柔軟性、可動域を出していきたい」と話した。

活動休止中は自由に練習を行うことが厳しい状況におかれた。「やっぱり今まで普通にグラウンドで練習、試合をしたり、野球ができていることが改めて普通じゃない。それができているということに改めて感謝をしました」と振り返った。

開幕は現状で6月19日が最短と想定される。開幕投手を務めることが濃厚となるエースは「6月頭くらいには実戦、試合形式のような形では投げられるようになっておきたい」とプランを描いた。