阪神剛腕ロベルト・スアレス投手が剛速球でねじふせた。

2点リードに転じた8回に登板。先頭吉川尚を空振り三振、丸を投ゴロに抑えた直後、岡本と対戦した。ファウルにした2球目は160キロを計測。球団最速の17年ドリス(161キロ)に迫り、16年藤浪と肩を並べるチーム3人目の大台到達だ。岡本をスプリットで空を切らせて圧倒した。「前の投手がみんな頑張っていたし、勝っている展開でつないでくれたのですごく気合も入った」。この日投げた速球8球はすべて157キロ以上。まさに圧巻の内容だった。