巨人と東京ドームは20日、都内で会見を行い「世界トップレベルの清潔・安全・快適なスタジアム」を目指して、総額100億円規模の改修を行うと発表した。28日DeNA戦からの有観客試合再開に向けて、巨人今村司球団社長は「プリーズ・ブリーズ(風)」と呼び掛けた。

「7月10日からお客さまをお迎えすることができるようになりました。先日坂本勇人キャプテンと話しをしました。7月10日の日、ボール回しの時のどよめきだとか、選手コールの時の温かい拍手。勇人選手は涙が出たそうです。ファンが身近にいてくれるありがたみをあらためて痛感しました。今も観客が球場にいてくださるのと、いないのは違うそうです。毎日ファンの皆さまの前で野球ができる喜びを感じながら必死にプレーしていますと。いいことを言うなと思いました。すごく考えているなと。プロ野球はウイズ、ファンズ。ファンとともにだと思います。エンターテインメントは安心してそこに行けないと、見られないと楽しめません。そういう面で東京ドームの大改修。これからは『熱狂声援型』から『快適体感型』に応援形式も変わってくると思います。換気機能は1・5倍になる。東京ドーム、ビッグエッグで風を感じる。『プリーズ・ブリーズ(風)』。東京ドームで風を感じて欲しい。わが読売巨人軍も風に乗ってペナントレース突っ走っていきたい」と約束した。