北海道の鈴木直道知事(39)が、試合前のセレモニーで応援メッセージを込めたスピーチを行った。

冒頭で「新型コロナウイルスとの戦いが続く中、感染リスクを下げる取り組みについて、本当に本日ご来場の皆さまのご協力をいただいて、このような形で試合が開催されることを知事として、皆さんに感謝を申し上げます。本当にありがとうございます」と感謝を述べると、球場から拍手が巻き起こった。

「チームが結束して、厳しいコロナの状況の中でも、勝利に向けて大きく背中を押してくれることを期待しています。この戦いが続く中で、ファイターズの選手の活躍、勝利が何よりも北海道に元気を与えてくれる。だからこそ、ファイターズの勝利を願って、頑張れ、ファイターズ!」と激励した。

開催中の「北海道シリーズ2020 WE LOVE HOKKAIDO」で着用しているユニホームは、魔よけの意味を持つとされるアイヌ文様をモチーフにされている。今年、北海道・白老町にアイヌ文化復興・創造の拠点「ウポポイ(民族共生象徴空間)」がオープン。同知事は「ぜひ訪れていただければうれしいと思います」とPRした。