日本ハムは6日、スポーツコミュニティー(SC)活動の新たな試みとして始動した産学連携スポーツ振興事業「uniformics(ユニフォーミクス)」の発表会見を行った。

この活動は「デザインのチカラで野球振興」をコンセプトとし、学童野球チームのロゴマークやユニホーム、キャップをデザインの専攻をしている学生が創作するというプロジェクト。初めてとなる今回デザインされた留萌市の学童野球チーム、東光ブルーウェーブと、留萌エンジェルスのユニホームが会見でお披露目され、両チームに所属する少年少女たちが参加。

東光ブルーウェーブのユニホームデザインをした北海道教大岩見沢4年の高橋加鈴さんは「選手たちにこれを着てもらって、留萌の海の波のような力強いプレーをしてほしいなという思いを込めて制作しました。ユニホームのデザインを考えるという機会をいただいてとても大きな学びを得ることができました」、留萌エンジェルスのユニホームをデザインをした同大4年の水谷早紀さんは「元気で楽しく野球ができるというイメージでデザインしました。貴重なデザインの仕事をさせていただいてとても楽しかったです」とあいさつした。

会見に出席した日本ハム稲葉篤紀スポーツ・コミュニティー・オフィサー(SCO=48)は「お二方の想像力、発想力というものがまたこれからたくさんの人たちを喜ばせてくれることを願っております。野球チームに関しましてはこの素晴らしいデザインをしてくれたユニホームを着て、思う存分野球に取り組んでいただきたいと思います」と話した。

活動は今後2期目のスタートを予定しており、星槎道都大、東海大北海道、北海道科学大、北海道教大岩見沢と、4大学の学生が、北海道内の学童野球チームのデザインに取り組んでいく。