ヤクルトのドラフト1位奥川恭伸投手(19)が、先発のマウンドに上がった。14日の日本ハム戦(鎌ケ谷)から中10日での先発となった。イースタン・リーグでは6試合目。

初回は、先頭の鈴木を三飛、水口を遊ゴロ、高木を遊飛と3者凡退に抑えた。わずか7球で終えた。

2回は、先頭の愛斗を中飛。中熊にカーブを中前打とされたが、続く戸川をフォークで空振り三振、山田も空振り三振に仕留め、無失点でしのいだ。2回までで、23球。

3回は、先頭の牧野をフォークで空振り三振とし、3者連続三振を奪った。9番川野に左越え二塁打を許し、鈴木は左飛に抑えたが、水口に適時右前打を許し1点を先制された。3回までで、33球。

自己最長となる4回もマウンドへ。高木は中飛、愛斗は三ゴロ。2死から中熊に中前打を打たれたが、戸川を空振り三振に抑え、追加点は許さなかった。プロ入り後、最多となる43球を投げた。ベンチに戻り、小野寺投手コーチと笑顔で言葉を交わしていた。

5回は、先頭の山田を二ゴロ、牧野は中飛、川野を左飛に抑え、3者凡退。球数は最多の52球。5回までで、打者18人。被安打4の1失点、4奪三振。

奥川は5回で降板した。プロ入り後、最長の5回、最多52球を投じた。

6回からは、2番手として田川が上がった。