大阪ガス(近畿第3代表)が都市対抗で2年連続初戦敗退した。3回に先発阪本大樹投手(25=関大)が制球を乱し、押し出しで先制点を与えると一気に6失点。リリーフ陣も流れを止められず1イニング11失点を喫した。

阪本は「3回は変化球が決まらなくなって、球も浮いてきた。チームメートに申し訳ない気持ちでいっぱい」と肩を落とした。打線は4回までに5点を奪い反撃したが、その後は差を詰められなかった。

橋口博一監督(53)は「11点を取られるもう少し前に僕がうまく止められればよかった」と相手の流れにのみ込まれたことを悔やんだ。「負けたので、これが実力と真摯(しんし)に受け止めて、来年またやり直したい」と話した。