ロッテ佐々木朗希投手(19)が今季2度目のシート打撃に登板した。天気は晴れ。右翼から本塁方向への風。風速2~4メートルのコンディション。スライダーとフォークを交えて打者8人に計35球を投げ、安打性の当たり0本。2奪三振。最速は、球団計測のスピードガンで152キロだった。

藤原をフォークで空振り三振に仕留め、安田相手に152キロを計測し、新4番の山口は外角への直球で見逃し三振に切った。「ストレートでしっかりファウルを取れてたのと、変化球で空振りとか打ち損じと、カウント取れたりとか、できた部分が前より多かった。そこは良かったのかなと思いますけど、真っすぐも変化球も、まだまだ傾斜に慣れない感じで大きくそれてしまうところがあったので、そこはもっと投げていけば修正できると思うので、頑張りたいです」と振り返った。2月24日に石垣島2軍キャンプで投げた際は打者4人に対して計17球で、最速は149キロだった。

翌日以降の体の状態が問題なければ、12日か13日の中日とのオープン戦(ZOZOマリン)で1イニングで実戦デビューする予定。井口監督は「明日の状態を見て、次回の予定を決めたい。現時点ではそのどちらかで投げる予定になってます」と話した。

▽ロッテ藤原(佐々木朗と対戦して) いいボールでしたよ。三振した変化球も落差があったと思います。

▽ロッテ安田(佐々木朗の152キロに) 球、速かったですよ。変化球もキレてましたね。