日本ハム近藤健介外野手(27)は試合前まで自身初の3試合連続本塁打をマークしている。この試合でも1発が出れば、チームでは16年大谷以来の4試合連続本塁打となる。要注目のポイントは試合前半の打席かつ最初の一振りだ。

近藤の3本塁打を振り返ると、18日楽天戦(東京ドーム)は1回の第1打席、20日ロッテ戦(ZOZOマリン)も1回の第1打席、21日同戦は5回の第3打席に打った。

ZOZOマリンでの連日のアーチは初球を捉えたもの。普段はじっくりボールを見極め、フルカウントまで1度もバットを振らないことも多い選球眼の持ち主が、初球から勝負をかける。配球の読み、狙い球もはまり、打てる確信を持ってバットを振っている証とも言える。東京ドームではカウント1-2から本塁打。4球目でファーストスイングして決めたが、普段より勝負は早い。

ちなみに大谷は16年5月4日ソフトバンク戦(札幌ドーム)から同17日同戦(北九州)まで、出場5試合連続本塁打を放った。当時21歳10カ月で史上最年少での5試合以上連続本塁打だった。チームで4戦連発したのは大谷以外に13年アブレイユや、この日32歳の誕生日を迎えた中田も21歳だった10年にマークしている。

日本ハムニュース一覧はこちら―>