こいのぼりが踊る日に、コイは踊らなかった。広島が巨人に今季5度目の0封負けを喫し、引き分けを挟み6連敗となった。

先発高橋昂が6回1失点と好投するも、打線が援護できなかった。2回と9回を除き、毎回安打を放ちながら適時打どころか、進塁打すら出なかった。1回無死一塁では2番羽月がバント失敗。3回1死三塁も得点につなげられず、終盤の代打策の奏功しなかった。

黄金週間の9連戦は1試合の中止をはさみ、1勝6敗1分けに終わった。9連戦初戦の27日DeNA戦は2桁安打2桁得点で大勝発進。だが、翌28日DeNA戦から7試合は適時打はわずか4本とちぐはぐな攻撃が続いた。

佐々岡監督は「もう打線や、もう。打線がこの3試合打てなかったから勝てない。つながりもない。3連休で、地元で、たくさん(ファンに)来てもらって、こういうゲームをしてたらダメ。今日はこどもの日で、子どもも来ているのに、申し訳ない」と3戦連続適時打なしに終わった攻撃陣に奮起を求めつつ、6連敗の結果をファンにわびた。

▽広島高橋昂(6回1失点も今季初黒星)「調子自体はいい方ではなかった。その中で強弱をつけて投げられたと思う」

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