交流戦、優勝だ! オリックスが広島に競り勝ち、11年ぶり2度目の優勝を果たした。2回に福田の三塁打で3点を先制。先発田嶋が5回無失点で踏ん張り、6回以降は小刻み継投でしのいだ。1分けを挟んで今季初の5連勝、貯金を2とした。交流戦Vを自信にペナントレースでも25年ぶりの優勝へ-。誰かが誰かを助ける“日替わり救世主”で勝ち進む。オリックスには優勝賞金3000万円が贈られる。

▼オリックスが10年以来、2度目の交流戦優勝を決めた。オリックスは昨年のパ・リーグ最下位で、今季の交流戦前は18勝22敗7分けの勝率4割5分。前年リーグ最下位球団が交流戦で優勝は09年ソフトバンク、10年オリックス、18年ヤクルトに次いで4度目となり、交流戦開始前の勝率は18年ヤクルトの3割9分5厘、10年オリックスの4割2分1厘に次いで低い。オリックスは2度とも前年最下位で交流戦開始前に負け越しからの優勝だった。