左手首の故障で離脱していた楽天オコエ瑠偉外野手(23)が今季初の実戦出場を果たし、復帰後初安打を放った。
5回から代走で出場。6回からはそのまま中堅の守備に入った。6回2死一、二塁、ヤクルト長谷川との対戦で初打席を迎え、見逃し三振。9回の第2打席では二塁手のグラブをはじく中前打を放った。
2月26日に左手関節TFCC縫合術を受け、実戦復帰まで4カ月を見込まれていた。昨季はプロ初の1軍出場なしに終わり、今春の2軍キャンプにも参加しなかった。実戦出場は昨年11月23日、フェニックスリーグのソフトバンク戦以来となる。
石井GM兼監督は「人それぞれ自分の立ち位置は分かっていると思う。オコエだって分かっていると思う。やっぱり野球選手なので、野球をやってこそだと思う。やっとケガから復帰して思い切って野球をやってくれるんじゃないかなと思います」と期待を込めた。
以下、打席詳細
・第1打席 6回2死一、二塁 投手長谷川
135キロ 外角チェンジアップ見逃しストライク
147キロ 内角直球ボール
146キロ 内角直球低めファウル
148キロ 内角直球ファウル
148キロ 外角直球ファウル
136キロ 外角低めチェンジアップボール
121キロ 内角スライダーファウル
146キロ 内角直球ボール
136キロ 外角チェンジアップファウル
147キロ 内角直球見逃し三振
・第2打席 9回無死一塁 投手杉山
143キロ 外角直球中前打