右肩肩甲骨の骨折でリハビリを続けていたソフトバンク上林誠知外野手(26)が20日、2軍阪神戦で実戦復帰し、第1打席で初球本塁打を放った。「2番・中堅」でスタメン。1回1死走者なしで、阪神村上の直球を右中間ネットへ突き刺した。4回先頭の第2打席では、フルカウントから右飛に倒れた。6回の守備からベンチへ下がり、この日は2打数1安打1本塁打1打点だった。

上林は6月29日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ球場)で死球を受け、患部を負傷。工藤監督は「残念は残念ですね。まずはしっかり治して1日も早く上の戦力としてやってもらえるように調整してほしい」と話していたが、約2カ月ぶりの実戦でいきなり快音を残した。

今季は開幕2軍スタートも5月上旬に1軍昇格。25試合で打率1割9分6厘、2本塁打、11打点と調子が上がらず、6月7日に2軍降格となっていた。